越前岬

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フランス・パリにて

またまた、旅に向かった丈路です[emoji:v-411][emoji:v-356]

今回は6月17日から、フランスのパリに行ってきました[emoji:v-233]
この旅の一番の目的は、1歳になるいとこの子供の洗礼式に参加することでした。
そして、その洗礼式が19日、パリのサン・メリ教会で行われました。

洗礼式とは、教会のメンバーになることで、別名、命名式とも呼ばれています。
それは、子供にどんな名前を付けたかをこの日に教会に報告する式でもあるからだそうです[emoji:v-511]

洗礼式の流れは、宗派によっても違うし、式が開かれる教会によっても異なります。
今回の洗礼式は、7組の家族が一堂に集まり行われた、少し珍しい式だったそうです。
そのため、式の流れも7組の家族が集まって決めたということでした。


式の後は、場所を変えて、パーティが行われました。
美味しい料理とともに、日本から持参した日本酒もフランスの方に飲んでもらいました。
なかなか経験できない、貴重な一日となりました[emoji:v-272]

わごころ放浪記 IN 小値賀町 PART3

さて、今回はこの旅のまとめです。

今回、小値賀町を旅して本当の幸せとは何か?
本当の豊かさとは何か?を改めて問う日々でした。

この町は、交通の便も決して良くない。
24時間営業のコンビニがある訳でもない。
加えて、私たちが使用している某メーカーの携帯電話は、ほとんどが圏外と言う状況でした。

しかし、この町には、古き良き和(わ)文化が残り、島を誇りに思い、今あるありのままの風景や資源を次世代へ継承するという郷土愛が、私と同世代の方との話(わ)からも聞くことができました。
そして何より、心優しき町民の方々のお互いを思いやり、助け合う輪(わ)がありました。

最初、フェリーから降りて小値賀町の空気を吸った時、どことなく懐かしさを覚えたのは、こう言った「わごころ」がしっかり根付いていたからかもしれません。


人は欲多き生き物です。
現代は時間に追われ、開発競争に追われ、他人と比べるが故に、身近にある幸せ・豊かさを感じられなくなっているのかも知れません。
今よりも、もう少しゆっくり暮らすことができ、相手を思いやり、慈しむ心が強くなれば、きっと素敵な日本になっていくのだ。と、この旅を通して思いました。

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日々前進する事はとても大事なことです。
しかし、その中で、一度立ち止まってみる事も同じくらい大切な事かましれません。
そのことで気付く何かがあるはずです。
それが、小さな幸せ・小さな豊かさだと受け止められる自分でいたいと思います。

小値賀町の皆さま、本当にお世話になり、ありがとうございました


最後に。田辺酒造全員より。
東日本大震災の被害にあわれた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
 今回の震災で、我々一人一人が命の尊さを改めて感じ、今まで当たり前だと見過ごしてきた事が、実はとてもかけがえのない事だったのだと気付かされました。
 一日も早い復興を心より願います。そして、私たちも日々を今まで以上に懸命に過ごしていきたいと思います。

わごころ放浪記 IN 小値賀町 PART2

2日目は、自転車で小値賀島と斑島(まだらしま)を周ることにしました

 斑島は、小値賀島と橋で結ばれています。
行く途中、何度も牛に注意の標識を目にしましたすると、ついに本当に牛の群れに遭遇。
牛たちは、芝生の上でゆっくりくつろいでいました。何とものどかな光景です。
牛の群れを横目に自転車を走らせたどり着いた場所が「玉石甌穴(ぎょくせきおうけつ)」通称、ポットホールです。

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ポットホールとは…岩の窪みに小石が入り込み、それが波や流水によって回転します。
そのことで、岩は更に窪みを深くし、小石は摩耗してきれいな球形になります。
そのような状態にある窪みのことを、ポットホールと言うそうで、その場所を初めて見た私は、自然の力が創り出した神秘を感じました

次に向かったのは、「柿の浜海岸」です。
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私が訪れた時は誰一人いない、まさにプライベートビーチでした
潮の満引によって現れる溶岩もばっちり見ることができました。
目に見えるのは、果てしなく続く青い空と透明度の高いマリンブルーの海。聞こえてくるのは、風の音だけ。
こんな空間を独り占めでき、とても贅沢な時間を過ごすことができました

小値賀島を走っていると、よく赤い土壌を目にします。
それは、この島が火山群島でできていることを表したものでした。
その極め付きが、「赤浜海岸」でした。

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普通、砂浜は“白色”なのですが、火山島ならではの“赤色”なのです
ここは昔、「あずき浜」と呼ばれていたそうです。
赤い砂浜に青い海のコントラストもまた良いものでした。


小値賀町は今、住まい手を失った古民家をかけがえのない島の文化資源として捉え、

古民家再生活用プロジェクト

という事業を始めています。
現在は、5つの古民家がこのプロジェクトの元、利用され、ステイ・レストランとして稼働されています。
この5つは、いずれも当時の歴史や物語を感じさせる建物でした。


町を一周してみて、美しき日本の姿が、この小値賀町には存在することが実感できました。

ちなみに…私の体は、この2日間ですっかり日に焼けてしまいました

加賀屋の魅力 〜和の心〜

こんにちは[emoji:v-266]酒造りに日々励む、弟・丈路です[emoji:v-289]

今回私は、和倉温泉・加賀屋さんで客室係研修リーダーをされていらっしゃる、岩間慶子さんの講演を聴きに行ってきました。

加賀屋さんは、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で30年間総合1位を獲得し続けている、言わずと知れた名旅館です。

その旅館で42年間、今尚現役で働かれている岩間さんのお話は、とても興味深く、心温まるものでした。

お話を聴いて、私が加賀屋さんのすごさを感じたのは、女将さんが常に従業員に目を配り、労りの言葉を発し、家族のように接していらっしゃる事でした。その事で、従業員は心が癒され、女将さんに感謝の心を持ち、そのことがお客さんに対しての心のこもったおもてなしに繋がっているのだと思いました。
そして、そのおもてなしを受け感動したお客さんはリピーターとなり、もう一度加賀屋さんに足を運ばれるのだと思います。

岩間さんは講演の中で「言葉遣いは心遣い。言葉は心の鏡である。」とおっしゃっていました。
このことは、相手を思い、相手を気遣うと言う「おもてなしの心」こそが人生を歩む中で大事にしたい、和の心であり、かけがえのないものだと教えていただきました。
おもてなしの心を持つことで、きっと穏やかな優しい生き方が出来るのだと思います。

今回の講演中、とても柔らかな空気に包まれていて、私も優しい気持ちにして頂いた貴重な時間となりました。

三国祭りに行ってきました!!

20日、北陸三大祭りのひとつである「三国祭り」に行って来ました
三国祭りの一番の見所は山車(やま)の巡行です。三国祭りで、車屋台に大きな人形が乗るという、現在の形の山車(やま)を出すようになったのは、約250年前からと伝えられています。

明治中期には、10メートル以上もあったそうですが、その後電線が設置されたりして、現在の約6メートルになりました。

今回の奉納山車(やま)は、大河ドラマで話題の坂本竜馬をはじめ、徳川家康や加藤清正など大基が初夏の湊町、三国の旧市街地を勇壮に練り歩きました。

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その中の玉井区が奉納した、朝倉義景の山車人形に越前岬の飾り樽を飾って頂きました。
いつも見ている越前岬の樽ですが、歴史ある祭りの中で、郷土の偉人と映る越前岬の飾り樽はいつもより大きく見えました

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玉井区の皆様、有難うございました

わごころ放浪記 IN 小豆島 PART3

5日目は午前中、正金醤油株式会を訪問しました。
(突然の訪問にも関わらず、快く向かいいれて頂けました
そして、こちらの藤井社長ご夫妻とは、一昨年以来の再会となりました。(知り合ったきっかけを話すと長くなるので省略します)しかし、社長と話しているとついつい時間忘れてしまいます。醤油と日本酒と言う違いはあるものの、共通部分が多くあり、社長の話はとても勉強になります。その結果、結局、蔵を後にしたのが午後2時を過ぎてしました。
(社長にはこの場を借りて…「今回も本当にお世話になりました」


その後、歩いて5分程のところにある、小豆島唯一の酒蔵『森国酒造』を訪問しました。

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ここは、酒蔵と隣接して、ショップ兼カフェバーがあります。このカフェバー、以前は佃煮工場として使われていた小民家を改装したそうです。レトロな外観と、当時利用していた道具を上手く再利用した内装は、お互いを引き立てあってとてもオシャレでした。
そこで、蔵元の森国幸広さんと酒造りのお話をし、蔵を案内して頂きました。
蔵の中はとても綺麗で、コンパクトでした。室も新しく、私達の蔵よりも大きかったように思います。
仕込みの容量より、使用タンクが大きかったり・・・色々苦労をされながらも、今ある施設を上手く工夫して「島仕込みの酒」を造られていました

蔵見学の最後に、今年造ったとおっしゃる、大吟醸を試飲させてもらいました
心地良い吟醸香で、品の良い甘みが広がり、後味にも柔らかな旨味が残る、レベルの高いお酒でした


この日の夜は、苗羽の方の家に泊めていただきましたお礼に、福井の特産である「越前おろしそば」と「鯖のへしこ」をご馳走しました。
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そして、今年出来た、当蔵の越前岬純米吟醸18号も飲みました。意外にも、醤油もろみとの相性が良く、驚きでした醤油もろみは、小豆島に来て初めて食べて以来よく食べるようになりました。暖かいご飯にかけてもきゅうりやにんじんをスティック状に切って、もろみを付けて食べも美味しいです


今回の放浪の旅もとても充実していました
古き良き和の心があり、人と人とが共に助けあいながら暮らす、大きな輪がありました。

技術が進み、便利で、高性能なものが溢れ、豊かになった現代。
その進歩の速さの代償に失ったのが、心の豊かさなのかもしれません。
時間と言う、目に見えないモノに追われ、今を生きるのに精一杯の日々。一度立ち止まり、後ろを振り返ってみることも大切だと思います。
もっと穏やかに、もっとゆっくり過ごせる日々であればきっと心にも余裕ができ、人を思いやる気持ちや相手の痛みの分かる、心豊かで笑顔溢れる暮らしが出来ると思います。

今回は、「感謝の心」「気付く心」の大切さを改めて再確認した旅になりました。
小豆島の皆さん、どうも有難うございました

わごころ放浪記 IN 小豆島 PART2

3日目は、今回の旅一番の暖かさとなりました。
瀬戸内海は、太陽の光が反射して、キラキラダイヤモンドのように輝いていました。歩きは快調に進み、お昼近くには無事八十八ヶ所結願しました。
 今晩泊まる土庄まで歩いている道中、2人のお遍路さんと遭遇。
時間もあるので、一緒に巡らせてもらいました。


すると「アレッ、ここはまだお参りしていない」と気がつきました。それが52番札所「旧八幡宮」です。ここは二千坪という境内に旧八幡宮の他、宝生院、宝幢防と3ヶ所の札所があります。そのため、前回来た際、忘れてしまったのです。
ということで、結願の場所がここ「旧八幡宮」になりました。お遍路さんでも、ここで結願する人はなかなかいないだろうなぁ〜。

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4日目は、日曜日。
事前に苗羽の方に電話をかけると、ちょうど地区の運動会とのこと。私の参加は夕方の慰労会からに決定ですそのため、夕方まで時間が空きました。
観光もいいけど、やっぱりあそこに行こうと決めた場所・・・。そこは、海抜500メートルの高さで、小豆島霊場最高の霊地「清滝山」です。
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近くには仏ヶ滝、石門洞という札所もあり、小豆島霊場で一番霊気が強い場所だと思います。そして、ここからの眺めも最高で、小豆島の山と海が一度に堪能できます

夕方、苗羽の皆さんに再会。私が今回訪ねることは、一部の人に知らせていなかったので、すごく驚かれました。しかし、僕にとっては第2のふるさと帰って来た感じがしました。
そもそも、苗羽の皆さんとの出会いは、一昨年に遡ります。
その日の寝場所も決まっていないまま、夕方を向かえ、7番札所に到着。
そこに偶然、庵の隣にある集会場で、ソフトボールの慰労会が行われていました。お経を終えると、慰労会に参加していた一人が声をかけて下さり…それが最初の出会いです。
その日から、4泊、苗羽の皆さんにお世話になり、観光では得られない島の色んな事を教えてもらいました。


歩き遍路をしていると、ものすごい偶然が沢山おこります。
この『偶然の出会い(出来事)』は旅の魅力の一つです。
ただ、最近の旅行といえば、インターネットやテレビ、雑誌などで容易に行く場所の情報を得る事ができます。ひょっとすると、そのことで行く前からすでに行った気になれるのかもしれません。
そのため、目的地に行っても、驚きよりも、事前に調べた事の確認になっているように思えます。
もしかしたら、そのような過剰な情報が、旅行の楽しさ・旅での思い出を奪う事になっているのかもしれません。

最小限での情報で目的地に行ってみるのもオススメです。
分からない事は現地の人に聞くのが一番です。そこから、意外な発見があるかもしれません。


それが、一生の思い出になれば、最高です

わごころ放浪記 IN 小豆島

またまた久しぶりの旅の話です

4月22日(木)〜27(火)まで小豆島へ行ってきました
小豆島へは1年半振り、2度目となります。そこで、今回から3回に渡って、ここ小豆島で体験し、感じた事をお知らせしたいと思います。

そもそも、小豆島に行こうと思ったきっかけは、(一昨年インターネットで検索して知ったのですが)小豆島にも本四国と同じように八十八箇所霊場があると知ったからです。
そして、今回は、一昨年巡れなかった残りの札所を行く事にしました。

22日。姫路から100分の船旅で、小豆島(福田港)に到着。
外は雨が降っていて、小豆島では始めての雨の遍路道となりました。
この日は12km先の小部まで歩きました。

23日は曇り空。まずは、81番札所「恵門ノ瀧」に向かいました。アスファルトの道から歩き遍路用の道に入り、3?以上・・・。そこを登り終えると、山門が現れました。そして、洞窟の中にある大本堂に向かいました。
 

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ここ恵門ノ瀧を始め、仏ヶ滝、笠ヶ滝等、小豆島の山岳霊場は、本堂が洞窟の中にあるものが多く、一歩中に入れば、そこはとても神秘的な空間で、別世界に来たような感じになります。ろうそくの灯がとても優しく包み込み、いつもの時間に追われている日々が、ここではゆったりとした時の流れに身を任せることができます。
ご祈祷もして頂き、その後山頂から下り、手安観音等のお寺をお参りしました。そして夕方、小海にある、大阪城残石記念公園に到着です。
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今晩は、ここで野宿することに決め、瀬戸内海に沈む夕日を見ていました。(いつものことですが)いくら暖かくなってきたとはいえ、やはり夜ともなると寝袋のみの為、とても寒かったです。しかし、これを経験することで、日常での布団の中で寝れる幸せを感じられるので、私の中で、お遍路での大事な修行の1つとしています。

歩き遍路をしていると、日常生活では当たり前と思う事が実は幸せなことなんだと気付かされます。
例えば温かい料理が食べれる事。あったかいお風呂に入れる事。このような、何気ない事全てが実は幸せな事なんだと改めて実感することが出来ます。

良いお年を・・・

いよいよ、あと1日で2009年も終わりを迎えますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか[emoji:v-236]

当蔵では、まだまだ作業中です[emoji:v-411][emoji:v-356]
当蔵は、住居兼店舗を開いているため、ほぼ1年中商品を切らさないよう、瓶詰・ラベル貼りの作業は続けられます。また、近年、大型ショッピングセンターやコンビに等、年中無休の形態のお店が増えているので、有難いことに年末のこの1週間は特に商品の動きが大きくなっています[emoji:v-30][emoji:v-355]

しかし、昨日までの晴天[emoji:v-278]とは打って変わって、今日は朝から猛吹雪・・・[emoji:v-276]
朝から雷も鳴り響き、大荒れの年越しとなりそうです・・・。
店舗・冬

この蔵で、来年はどんな方とめぐり合う事ができるのか、今日は永平寺の鐘の音を聞きながら過ごそうと思います。

今年1年、本当に有難うございました[emoji:v-436]
そして、また来年もどうぞ宜しくお願い致します[emoji:v-436]どうか皆様、良いお年を・・・[emoji:v-290]

わごころ放浪記 IN 鹿児島 PART2

6月30日、どんよりとした曇空。昨晩からお世話になった富屋旅館を後にし、隣にあるホタル館[emoji:v-470]・富屋食堂を訪れました。

ホタル館・富屋旅館には特攻の母として慕われた島浜トメさんと特攻兵とのふれあいの遺品や写真等が飾られていました。これらを見ながら島浜トメさんが生涯をかけて伝えてきた彼らの思いをゆっくり考えることが出来ました。

富屋食堂

その後、知覧武家屋敷刀を訪れました。江戸時代、薩摩藩では領地を外城と呼ばれる113の行政区画ごとに武家屋敷郡が形成され、その1つがここ知覧の武家屋敷です。
そこには、敵の侵入に備え、色々なしかけがありました。加えて、地区内には7つの庭園があり、1つ1つに特徴があり、見応えがあります。
庭園

途中で「あくまき」と呼ばれる、鹿児島の郷土の餅菓子だんごと知覧茶お茶をいただきました。
これは、戦後の保存食として発達し、やがて端午の節句に食べられるようになったそうです。きな粉との相性がバッチリでした。

あくまき


知覧の町を歩いていると、道路わきに清流溝があり、そこには、鯉が泳いでいました。また電柱を取り除いているため、景観[emoji:v-263]も素晴らしかったです。

最後に知覧を訪れてみて感じたことは、ここには古き良き伝統・歴史を守り、それとともに寄り添って暮らしている人々の美しき「わごころ」がありました。

是非、みなさんも1度知覧を訪れてみてはいかがでしょうか[emoji:v-398][emoji:v-236]
溝


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