越前岬

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酒器と日本酒

福井市内では桜が満開となりました。


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それとともに週末いろいろなイベントが開催されました。
そこで日曜日、越前焼の陶芸家・新藤聡子さんの春の新作展を見に行ってきました。

新藤さんの作品をみるのは初めてでしたが、
土のぬくもりが感じられあたたかみのある作品ばかりでした。


その作品の中で、こちらのぐい呑みが気に入って購入しました。

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この酒器は、「粉引」というもので、
粉引とは、本体(茶色の土)に白土を掛けたものだそうです。

シンプルながらもやわらかなまるみのある感じが気に入りました。
「越前岬」の酒質によくマッチしそうだな〜と思いました。


最後に新藤さんご本人とも少しお話することができました。
穏やかで優しそうな素敵な方でした。
造るものは違えど作り手さんとお話をするのはとても勉強になり楽しいです。


その夜、早速晩酌で使ってみました。
6号生原酒と純一絵のぬる燗をぐい呑みにいれ飲んでみると、
口に当たる感じも良く、そしてぐい呑みが優しくお酒を包みこんでくれるようで、
いつもよりワンランク上のお酒に変わりおいしく飲めました。


永く使える良いものに出会えた一日でした

春の便り

10日、福井で桜の開花宣言がありました。
昨年より3日遅く、平年と比べると7日遅いそうです。

今週末は「ふくい春まつり」の越前時代行列があり、
ちょうど桜の見頃とかさなりそうで楽しみです


さて、同じ日金沢で「金沢国税局・酒類鑑評会」の表彰式がありました。

今年福井県では、8蔵が優等賞に選ばれ、私共も昨年に引き続き高い評価をいただきました

今後も飲んでいただいた方々の記憶に長く残る良質な酒を造ってまいりたいと思います。



そして、もう1つお知らせがあります。

今月の21日(土)に人形町のきく家はなれで開かれる利き酒会に
「越前岬」も参加させていただきます。

この会は、毎年秋に開催されているのですがとても好評で
今年は春も開催することになりました。

会を重ねるごとに来場者も多くなり会自体もレベルアップしています。

今回は出来たばかりの生原酒の他、滓酒やちょっと変わった蔵の隠し酒も出品予定でいます。
是非、ご参加ください。

と き:4月21日(土) 15:30〜19:00        
         ご予約不要  時間内のお好きな時間に起こしください。

ところ:人形町 きく家はなれ 2F
        東京都中央区日本橋人形町1丁目5-2


会 費:3000円(税込)
*日本酒の会ですので、未成年の方はご入場いただけません。
*自転車、バイク、お車でのご来場はご遠慮下さい。
*飲食物の持込はご遠慮下さい。
           

協会6号純米生原酒

二十四節気の1つ「清明」を迎え全国から桜の便りをきく季節となりました。
福井の桜は、まだつぼみの状態です。


さて、今年も協会6号酵母で仕込んだ純米酒を発売します。

ルーキーイヤーだった昨年のお酒は、秋までに生酒が完売し、
火入れ酒も予約以外先月で完売となりました。

皆様ありがとうございました。


予想以上の売れ行きで今年は、少しながら増石しました。
ただ、2造り目となる今年は正直搾るまではらはらしながら過ごしていました。


その最大の原因が「冷え込み」でした。


今年は、全国的にも寒い日が続いたように福井でも大寒から1ヶ月程とても寒かったです。
この6号純米は、本仕込みが1月31日から始まり、2月3日から6日までは蔵内が1℃と冷え込みその影響から品温を上げたいのになかなか上がってくれない状態になってしまいました

このことから醪の前半で酵母の増殖が遅れとても苦労しました。

蒸し米は固めにしておいたため、醪での溶けは抑えられていたので、
品温を上げる策をいろいろ試みました。
ようやく品温が10℃に到達した9日目あたりから醪の面も良くなってきました。

この時点で昨年の同じ時期と比べ醪経過は2、3日遅れていました。P1010443_convert_20120406165206.jpg




それでも、急がすよりはこのままゆっくりいこうと決め昨年より2日遅れの32日目に搾りました。

出来上がりは、きゃしゃな線の細いきれいなお酒でした。酸が少したって渋みはあるものの将来性のあるお酒に仕上がった感じでした。

味わいのピークは少し先になると思いますが、搾った当初よりバランスはよくなってきています。

是非、皆さん一度飲んでみてください!P1010442_convert_20120406165532.jpg

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