越前岬

会社概要

三国祭りに行ってきました!!

20日、北陸三大祭りのひとつである「三国祭り」に行って来ました
三国祭りの一番の見所は山車(やま)の巡行です。三国祭りで、車屋台に大きな人形が乗るという、現在の形の山車(やま)を出すようになったのは、約250年前からと伝えられています。

明治中期には、10メートル以上もあったそうですが、その後電線が設置されたりして、現在の約6メートルになりました。

今回の奉納山車(やま)は、大河ドラマで話題の坂本竜馬をはじめ、徳川家康や加藤清正など大基が初夏の湊町、三国の旧市街地を勇壮に練り歩きました。

P1000615.jpg P1000616.jpg P1000581.jpg



その中の玉井区が奉納した、朝倉義景の山車人形に越前岬の飾り樽を飾って頂きました。
いつも見ている越前岬の樽ですが、歴史ある祭りの中で、郷土の偉人と映る越前岬の飾り樽はいつもより大きく見えました

P1000610.jpg


玉井区の皆様、有難うございました

わごころ放浪記 IN 小豆島 PART3

5日目は午前中、正金醤油株式会を訪問しました。
(突然の訪問にも関わらず、快く向かいいれて頂けました
そして、こちらの藤井社長ご夫妻とは、一昨年以来の再会となりました。(知り合ったきっかけを話すと長くなるので省略します)しかし、社長と話しているとついつい時間忘れてしまいます。醤油と日本酒と言う違いはあるものの、共通部分が多くあり、社長の話はとても勉強になります。その結果、結局、蔵を後にしたのが午後2時を過ぎてしました。
(社長にはこの場を借りて…「今回も本当にお世話になりました」


その後、歩いて5分程のところにある、小豆島唯一の酒蔵『森国酒造』を訪問しました。

P1000579.jpg

ここは、酒蔵と隣接して、ショップ兼カフェバーがあります。このカフェバー、以前は佃煮工場として使われていた小民家を改装したそうです。レトロな外観と、当時利用していた道具を上手く再利用した内装は、お互いを引き立てあってとてもオシャレでした。
そこで、蔵元の森国幸広さんと酒造りのお話をし、蔵を案内して頂きました。
蔵の中はとても綺麗で、コンパクトでした。室も新しく、私達の蔵よりも大きかったように思います。
仕込みの容量より、使用タンクが大きかったり・・・色々苦労をされながらも、今ある施設を上手く工夫して「島仕込みの酒」を造られていました

蔵見学の最後に、今年造ったとおっしゃる、大吟醸を試飲させてもらいました
心地良い吟醸香で、品の良い甘みが広がり、後味にも柔らかな旨味が残る、レベルの高いお酒でした


この日の夜は、苗羽の方の家に泊めていただきましたお礼に、福井の特産である「越前おろしそば」と「鯖のへしこ」をご馳走しました。
P1000567.jpg
そして、今年出来た、当蔵の越前岬純米吟醸18号も飲みました。意外にも、醤油もろみとの相性が良く、驚きでした醤油もろみは、小豆島に来て初めて食べて以来よく食べるようになりました。暖かいご飯にかけてもきゅうりやにんじんをスティック状に切って、もろみを付けて食べも美味しいです


今回の放浪の旅もとても充実していました
古き良き和の心があり、人と人とが共に助けあいながら暮らす、大きな輪がありました。

技術が進み、便利で、高性能なものが溢れ、豊かになった現代。
その進歩の速さの代償に失ったのが、心の豊かさなのかもしれません。
時間と言う、目に見えないモノに追われ、今を生きるのに精一杯の日々。一度立ち止まり、後ろを振り返ってみることも大切だと思います。
もっと穏やかに、もっとゆっくり過ごせる日々であればきっと心にも余裕ができ、人を思いやる気持ちや相手の痛みの分かる、心豊かで笑顔溢れる暮らしが出来ると思います。

今回は、「感謝の心」「気付く心」の大切さを改めて再確認した旅になりました。
小豆島の皆さん、どうも有難うございました

わごころ放浪記 IN 小豆島 PART2

3日目は、今回の旅一番の暖かさとなりました。
瀬戸内海は、太陽の光が反射して、キラキラダイヤモンドのように輝いていました。歩きは快調に進み、お昼近くには無事八十八ヶ所結願しました。
 今晩泊まる土庄まで歩いている道中、2人のお遍路さんと遭遇。
時間もあるので、一緒に巡らせてもらいました。


すると「アレッ、ここはまだお参りしていない」と気がつきました。それが52番札所「旧八幡宮」です。ここは二千坪という境内に旧八幡宮の他、宝生院、宝幢防と3ヶ所の札所があります。そのため、前回来た際、忘れてしまったのです。
ということで、結願の場所がここ「旧八幡宮」になりました。お遍路さんでも、ここで結願する人はなかなかいないだろうなぁ〜。

P1000560_20100507105400.jpg

4日目は、日曜日。
事前に苗羽の方に電話をかけると、ちょうど地区の運動会とのこと。私の参加は夕方の慰労会からに決定ですそのため、夕方まで時間が空きました。
観光もいいけど、やっぱりあそこに行こうと決めた場所・・・。そこは、海抜500メートルの高さで、小豆島霊場最高の霊地「清滝山」です。
P1000572.jpg P1000574.jpg


近くには仏ヶ滝、石門洞という札所もあり、小豆島霊場で一番霊気が強い場所だと思います。そして、ここからの眺めも最高で、小豆島の山と海が一度に堪能できます

夕方、苗羽の皆さんに再会。私が今回訪ねることは、一部の人に知らせていなかったので、すごく驚かれました。しかし、僕にとっては第2のふるさと帰って来た感じがしました。
そもそも、苗羽の皆さんとの出会いは、一昨年に遡ります。
その日の寝場所も決まっていないまま、夕方を向かえ、7番札所に到着。
そこに偶然、庵の隣にある集会場で、ソフトボールの慰労会が行われていました。お経を終えると、慰労会に参加していた一人が声をかけて下さり…それが最初の出会いです。
その日から、4泊、苗羽の皆さんにお世話になり、観光では得られない島の色んな事を教えてもらいました。


歩き遍路をしていると、ものすごい偶然が沢山おこります。
この『偶然の出会い(出来事)』は旅の魅力の一つです。
ただ、最近の旅行といえば、インターネットやテレビ、雑誌などで容易に行く場所の情報を得る事ができます。ひょっとすると、そのことで行く前からすでに行った気になれるのかもしれません。
そのため、目的地に行っても、驚きよりも、事前に調べた事の確認になっているように思えます。
もしかしたら、そのような過剰な情報が、旅行の楽しさ・旅での思い出を奪う事になっているのかもしれません。

最小限での情報で目的地に行ってみるのもオススメです。
分からない事は現地の人に聞くのが一番です。そこから、意外な発見があるかもしれません。


それが、一生の思い出になれば、最高です

わごころ放浪記 IN 小豆島

またまた久しぶりの旅の話です

4月22日(木)〜27(火)まで小豆島へ行ってきました
小豆島へは1年半振り、2度目となります。そこで、今回から3回に渡って、ここ小豆島で体験し、感じた事をお知らせしたいと思います。

そもそも、小豆島に行こうと思ったきっかけは、(一昨年インターネットで検索して知ったのですが)小豆島にも本四国と同じように八十八箇所霊場があると知ったからです。
そして、今回は、一昨年巡れなかった残りの札所を行く事にしました。

22日。姫路から100分の船旅で、小豆島(福田港)に到着。
外は雨が降っていて、小豆島では始めての雨の遍路道となりました。
この日は12km先の小部まで歩きました。

23日は曇り空。まずは、81番札所「恵門ノ瀧」に向かいました。アスファルトの道から歩き遍路用の道に入り、3?以上・・・。そこを登り終えると、山門が現れました。そして、洞窟の中にある大本堂に向かいました。
 

P1000556.jpg  P1000557.jpg
ここ恵門ノ瀧を始め、仏ヶ滝、笠ヶ滝等、小豆島の山岳霊場は、本堂が洞窟の中にあるものが多く、一歩中に入れば、そこはとても神秘的な空間で、別世界に来たような感じになります。ろうそくの灯がとても優しく包み込み、いつもの時間に追われている日々が、ここではゆったりとした時の流れに身を任せることができます。
ご祈祷もして頂き、その後山頂から下り、手安観音等のお寺をお参りしました。そして夕方、小海にある、大阪城残石記念公園に到着です。
P1000559.jpg


今晩は、ここで野宿することに決め、瀬戸内海に沈む夕日を見ていました。(いつものことですが)いくら暖かくなってきたとはいえ、やはり夜ともなると寝袋のみの為、とても寒かったです。しかし、これを経験することで、日常での布団の中で寝れる幸せを感じられるので、私の中で、お遍路での大事な修行の1つとしています。

歩き遍路をしていると、日常生活では当たり前と思う事が実は幸せなことなんだと気付かされます。
例えば温かい料理が食べれる事。あったかいお風呂に入れる事。このような、何気ない事全てが実は幸せな事なんだと改めて実感することが出来ます。

1

新しいお便り

カテゴリー

昔のお便り